『ブータン 山の教室』の監督が贈る現代を生きる人々に気づきをもたらすハートウォーミング・テール『お坊さまと鉄砲』公開決定!

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9月27日(金)

第96回アカデミー賞Ⓡの国際長編映画賞ブータン代表作品でショートリストに選出され、世界各国の映画祭で絶賛されたブータン映画『The Monk and the Gun』を『お坊さまと鉄砲』の邦題で、12月13日(金)より公開されることが決定した。

2006年、国民に愛された国王の退位により、民主化へと転換を図ることになったブータンで、選挙の実施を目指して模擬選挙が行われることになる。周囲を山に囲まれたウラの村で、この報を聞いた高僧は、なぜか若い僧に銃を手に入れるよう指示する。時を同じくしてアメリカから“幻の銃”を探しにアンティークの銃コレクターがやって来て、村全体を巻き込んで思いがけない騒動が持ち上がる…。


長編映画監督デビュー作の『ブータン 山の教室』(2019)が世界中でサプライズヒットとなったパオ・チョニン・ドルジ監督、待望の第2作。前作では秘境ともいえる地で、伝統を守りながら生きる人々の暮らしを活写しつつ、“学ぶ”ことによって未来は切り開かれていくのだと示した監督が、今回モティーフに選んだのは「選挙」。初めての選挙によって“変化”を求められ戸惑う村の人々の姿を、前作同様、温かい眼差しと飄々としたユーモアで紡ぎながら、本当の幸せとは何かを、観る者に問いかける。

アカデミー賞Ⓡ前哨戦と呼ばれる第50回テルライド映画祭でワールドプレミアされるや批評家たちがこぞって大絶賛。「本映画祭全上映作の中で、3本の指に入る傑作」(DEADLINE)、「刺激的で鋭い洞察力に富んだ風刺コメディ」(THE HOLLYWOOD REPORTER)、「素晴らしい!茶目っ気のある批評性」(VARIETY)などと評された。続くトロント国際映画祭、ローマ国際映画祭など世界各国の15以上の映画祭に招かれ、一般観客の投票によって選ばれる観客賞4つを含む6つの賞を受賞。前作『ブータン 山の教室』同様、アカデミー賞Ⓡ国際長編映画部門ブータン代表に選出され、前作のノミネートに続いて、ショートリスト入りを果たした。アメリカの映画批評サイト「ロッテントマト」では批評家によるスコアが94%フレッシュ、一般観客によるスコアが100%と高い満足度を示している。(2024/9/25現在)


あわせて、本ビジュアルも解禁‼今回のビジュアルは、本作からインスパイアを受け、絵本を中心に幅広く活動する画家nakaban氏の手によって描き起こされたイラストを元に制作した、日本オリジナルのものだ。パオ・チョニン・ドルジ監督も「これまで見たこの作品のアートワークのなかで一番好きだ」と絶賛した。

12.13(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋 ほか全国順次ロードショー!

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作品紹介

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